2024―2025年度
「ロータリーの種明かし」
ロータリーに入会させて頂き、13年の日々が経ちました。今年度、伝統と格式ある沼津北ロータリークラブの会長という大役を拝命し、その重責に身の引き締まる思いです。私自身、これまで様々な委員長や幹事、会長エレクトを経験させて頂き、その中で仲間との出会いや奉仕活動を通じ沢山の学びがありました。その学びが、自身の成長や心の豊かさを高めてくれることを実感し、ロータリークラブは知れば知るほど奥が深いクラブであることに感銘を受けています。
今年度の国際ロータリーのステファニーA・アーチックRI会長は、会長テーマを「ロータリーのマジック」(The Magic of Rotary)とし、多くの人びとを救うロータリーの力を認識して、これをさらに広げるように呼びかけました。『誤解しないでください。私たちは魔法の杖を振って呪文を唱えるだけでポリオを根絶したり、世界に平和をもたらしたりするわけではありません。それは皆さん次第です。プロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、皆さんはマジック(魔法)を生み出すのです』と語りました。また、継続と変化のバランスを取ることの必要性も強調し、どちらもロータリー行動計画の原動力であると述べました。『この計画は、ロータリーの最善のアイデアを捨てるのではなく、それを土台として築いていくもの。私たちは、バランスを取るという難題に直面しています。自分たちを変えつつも、自分たちの真の姿に忠実であり続けなければなりません』と。
そして、第2620地区 小泉久司ガバナーは「よりそう奉仕・ロータリー」と題し、社会に“よりそう奉仕”を展開し、ロータリーのマジックを実現しようと述べられています。
これを受け、今年度の沼津北ロータリークラブのテーマは、「ロータリーの種明かし」としました。多くの会員を魅了し続けるロータリーのマジックを皆様と共に考え、明らかにしていく一年にしたいと考えています。そのために、DEIの行動規範への理解を深め、共有し、地域社会に寄り添う中で、更なる奉仕に繋げるクラブ運営を目指していきます。具体的には、今年度も地区補助金を利用しての「フェンシングのまちNUMAZU」を応援するためのプロジェクトの実施、エンドポリオ募金活動や柿田川清掃活動の継続、そして静岡第2グループでは、あらたに貧困家庭への食事支援の奉仕活動を予定しています。また、グローバル補助金を使った国際奉仕事業の実施に向けての研究、情報収集、調整を行います。以上を実施して、クラブ優秀賞(ロータリー賞)の受賞を目指します。さらに、来年度はクラブ創立65周年を迎えますので、それに向けての準備も進めていきます。
記念すべき65周年に向け、確実に次年度会長に良きバトンを繋げることができるよう皆様にお力添えをお願いします。共に、変化を恐れない新たな歩みを進めていけたらと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。